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恋愛依存とは。
●恋愛が生活の中心になる。
●過剰に愛情を求めてしまう。
●自分を1番優先してほしい。
●相手の一挙手一投足に、感情を振り回されて、一喜一憂する。
家族や子供、友達には絶対しないようなことを、恋人にだけ求めてしまい、
揉め事が多くなり、相手を疲れさせ、恋愛関係を壊してしまう。
例えば、
相手の家族や友人や飲み会や趣味に嫉妬する。
何よりも自分を1番に優先にしてくれないと怒る。
怒りで相手をコントロールして、相手が折れて自分を優先してもらえたら、
私は愛されてると安心する。
愛情の試し行動だ。
それが1回で終わらない。
何回も同じことをする。
なぜ試し行動をするのか。
人間は、自分の思い込みを証明したい生き物だ。
健在意識では、愛されたいと願っているが、
無意識下では、
自分は愛される価値がない、そう信じていることを証明したい。
根本的に自分が愛されるわけがないと信じてしまっている。
なぜなら、母親に愛されなかった私だから。
そうやって、自分が1番に愛されているかをいつも不安で確認したいから、
嫉妬したり、怒ったりして、相手の気を引いて、愛情の確認を繰り返す。
そして相手を疲れさせ、男性が愛想を尽かして、去っていく。
「ほらね、私はやっぱり愛されないし、価値がないでしょ。」
って証明しているのだ。
そうして、自分の信念と現実が一致して、安心する。
失敗願望というやつだ。
ほらね、やっぱり私には出来ないでしょう?愛されないでしょう?
自分に納得をして安心する。
色々な、心理学の本を読み、心の勉強を10代の頃から勉強してきた。
だから色々知識はある。
原因もわかっている。
なのに克服がとても難しい。
親子の愛着の問題は、それくらい根が深い。
色々な本やサイトには、こう書いてある。
恋愛依存の克服方法。①対処療法
●自己肯定感を上げるといい
●自分を好きになるために新しい趣味を見つけよう
●彼以外の楽しみを見つけよう
それらは全部正解だ。
だけど、あくまで対処療法であって、根本治療ではない。
どんなに人生を充実させても、
恋人ができて、しばらく経つと、依存してしまっている。
彼の連絡を待ち、
彼の気持ちがどこにあるかいつも観察して、
自分以外のものを大切にしようものなら、責め立て、
私を見て。私を愛して。私を優先して。愛して欲しい、欲しい、欲しい。
素敵な趣味も二の次になって、
彼がいない時は熱中できたことも興味がなくなり、
友人関係もテキトーになる。
新しい人間関係が億劫になる。
一旦、その恋愛依存モードに入ってしまったら、
頭ではよくないことがわかっていても、自分の意思で止められなくなってしまう。
これが、依存だ。
②根本治療はあるのか?
どれだけ知識を増やしてもダメだということはわかった。
何年もかけて、ノウハウを見聞きしても解決はしなかった。
絶対的に、
アダルトチルドレンを克服する必要がある!!
私は母に、どんなふうに愛して欲しかったのか?書き出してみる。
●すぐに怒らないで話を聞いていつも味方になって欲しかった。
●私を叩かないで欲しかった。
●怒って私を見捨てないで欲しかった。
●条件をつけないで愛して欲しかった。そのままの私が大好きって言って欲しかった。
●悪いことをしても、どんな私のことも大好きなんだよって言って欲しかった。
●笑って欲しかった。
●抱きしめて欲しかった。
●大好きだよっていつも言って欲しかった。
●大丈夫、あなたを信じてると言って欲しかった。
●あなたなら絶対大丈夫って言って欲しかった。
●うまくいってもいかなくても、あなたの価値は変わらないし、どんな私も愛してる思って欲しかった。
どうやってこの思いを解消し、心の傷を癒すのか。
❶まず認識すること。
自分はこんなふうに傷ついた過去があるから、恋愛依存になっていると自分で認識すること。
❷自己開示する。
できたら恋人にこのことを話す。理解してもらえてももらえなくても、知ってもうことは大切。できたら母親に話す。わかってもらえなくたってOK。根本はそこじゃない。
❸心を癒す。時間をかけて、何度でも。
自分で何とか克服しようと頑張ってきたけれど、難しかった。
コーチングを受けたり、心理療法で心の傷を癒す必要がある。
自分のことを理解してあげられている時点で回復の方向としては合っているから。
自分でできる、心の癒しかた。
母と向き合い、母を理解する。母の人生を理解する。
今まで出来なかった、母を許すという行為を無理にしなくても大丈夫。
理想の母親像じゃなかったことや、理想の愛され方をしてもらえなかったのは、
母親が未熟だったからだし、母親の責任。子供は全く悪くない。
間違った子育てをしてしまって子供の心に傷をつけたのは、
母の心が幼かったから。
母が、子育てについて知識がなかったから。
だけど、母の生い立ちからこれまでの人生をじっくり考えてみたときに、
母がそうならざるを得なかった理由がどこかにあるかもしれない。
もちろん、母の怠慢もある。だから怒っていいし、許さなくたっていい。
だけど、こういう人生だったから、こうなったのかな。と考えてみることはできる。
母も大変だったのかな。苦しくて寂しかったのかも。と思えてくると、母を少し理解できる。
それじゃ今の私と同じだったんな。って思えてくる。
母親って神様のような存在と思っていたけれど、違ったんだってわかる。
あれ、それじゃぁ、私と同じだ。
母も一人の未熟な人間だな。
もしかして母も、精一杯頑張ったのかもしれない。
必死で頑張って、それでも間違った愛し方をしてしまったのかも。
それって、私が今、彼との恋愛でしてしまった間違いに似ているな。
母も、苦しんでいたのかもしれない。
私も未熟なのに、母の未熟は許せないのだろうか、私は。。。
そう思えるようになる。
そう思えたら、もう、母を恨むとか、憎むとか、とは少し変化してくる。
母は、精一杯生きただけ。
母も私も、みんなそう、
私も精一杯、恋愛して失敗したんだ。
母も、精一杯、子育てして失敗した。
そして沢山、傷つけた。
本当はみんな、愛し合いたいだけなのに。
愛情を伝え合いたい。
それは同じなはずなのに。
恋愛は失敗したらさようならで、また次があるけれど、
愛すべき素敵な恋人を永遠に失ってしまう。
その恋人はこの世で1人しかいない。
また、別の人で幸せになれる可能性はあるけれど、
その人と幸せになれるチャンスはもう2度とやってこない。
親子関係は、続いていく。
どんなに間違ったクミュニケーションで傷つけてしまっても、
さよなら出来ない。
壊してしまった関係性を、また築くのは1から構築するより難しい。
ずっと子供に許してもらえない人生なんて可哀想だ。
失敗したことを本当に許さないのか?私は。
恋愛依存をしてしまい、恋愛を壊し、幸せからまた遠ざかることは、
自分で自分を罰しているようなもの。
幸せになることを拒んでいるのと同じ。
あなた(母親)の子育てが悪かったから、私は今不幸です。って復讐しているのだと思う。
もう、そんなんやめたらいいんじゃない???
いつまでも母親の愛情に執着して、母と自分を苦しめるの、やめようよ。
本当の意味で自分を癒す。
心の中で、母の子供時代を想像してみる。
心の中で、傷ついた子どの時代の私を登場させる。
母は、天邪鬼で、愛想が悪い。
こっちにおいで、一緒に遊ぼうっていう。
母は、お金がないのっていう。
だから一緒に遊べない。ていう。
そんなの関係ない。だから一緒に遊ぼうよって私がいう。
母は、不貞腐れたような、恥ずかしいような態度をしている。でも嬉しそう。
母も愛されたかったんだろうな。
父を早く亡くして不安だっただろうな。
兄と姉がいつも喧嘩してて寂しかっただろうな。
幼稚園に行きたかったし、高校に行きたかったなだろう。
もっと遊びたかっただろうな。
綺麗な格好をしたかっただろうな。
色々な気持ちを感じながら、少女時代を生きてきたと思う。
私の母は、あまり美しくなかった。醜悪という意味ではない。
造作は美しい人だったのに。
だけど、子供を育てる母として、洋服や化粧品にお金をかけない人だった。
周りのお母さんと比べて、みすぼらしく見えて、ろくにお化粧しないお母さんが恥ずかしかった。
いつもお金がない、うちは貧乏、この街で一番貧乏だよ、と聞かされてた。
子供に不安とか恐怖を植え付けた。
今考えたら、毒親だな。と思う。
うちは、貧乏ではない。裕福ではなかっただけ。幸せな一般家庭だった。
なぜ母はあんなことばかり言ってたのか。
不安だったのかな。
それとも、過去の寂しさを昇華できずに、
今の私みたいに、嘆いて誰かに癒してもらいたかったのかもしれない。
母の悲しみを感じるのは寂しかった。
母を愛しているから、母にはいつも幸せでいて欲しかった。
母を幸せにしたかった。
母に幸せでいて欲しかった。




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