父について。ぜんぶ、父のせいだ!

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口数は少ない父

父は私が離婚するときもあまり多くは語らず、元夫の悪口も一言も言わなかった。

色々、思ことはあったはずだけど、言わなかった。

私が無理と言うのなら、無理なんだろう、仕方ない。

と言って認めてくれた。

家族が集まって離婚の話をするとき、

父が話を進めてくれた。

子供は責任持ってみんなで育てます。と言ってくれた。

終始、冷静に話し合いは終わった。

上手く言えないけれど、その時、私は父から一生分の愛情をもらった気がしている。

これまでも、ずっと愛されてきた自覚があるけれども、

この時ばかりは父の大きさに感動した。

父はきっと我慢を沢山してきた人生だったと思う。

自分の思い通りに自分勝手にする姿は見たことがない。

子供に対しても、母に対しても、常に相手ファースト。

わがままを聞いたことがない。

そんな父にとって唯一の幸せは、家族だったと思う。

私たちをとても愛していた。いつも1番に考えていた。

そんな愛を見て育ってしまったばかりに、

私の男性を見る目はとても厳しいものになってしまった。

そんな父に私は兄弟の中でも、1番愛された自負があって、

私はとんでもなくわがままで、

自分は大切にされて当然どんな時も優先されて当然だと、潜在意識レベルで思ってしまっている節があり、

それを恋愛相手に当然のように求めてしまう。

父は祖母のリモコン操作がわからないという連絡一つで、

エアコンを消すために夜中に車を何時間も走らせることが当然だと思ってる男だ。

文句1つ言わない。そう言う男だ。

そんな父をみーんな愛している。

好きになる男性に父を求めてしまう

smiling man carrying baby on his neck
Photo by Josh Willink on Pexels.com

正確に言うと、父を求めてしまうと言うよりは、

父親と同レベルの愛情や尽くしてくれることを期待してしまうと言うこと。

そんな人はいないのだと、そろそろわかっているけれど、

男性の自分に対する態度を見て、あれ?っと思ってしまうことが多い。

父に恵まれすぎてしまった娘の末路だ(笑)

私は幸せな娘だった。

父のような人を好きになった

father and child having fun
Photo by Emma Bauso on Pexels.com

離婚後、父にどことなく似た人を好きになった。

元夫は地球の反対側の住んでいるような人種だったので、

よし、今度は全然違う。きっと上手くいくって思ってた。

その彼は、バツイチだったけど、元家族を愛している人だった。

子供を愛し、いろんなサポートをこれからもしていくつもりがしっかりある人だったので、

その誠実さに惹かれてお付き合いをした。

でも。

彼は元家族のために生きる。と心に決めている人だった。(笑)

その誠実さ、愛情、は1番が元家族に向いていた。

私の存在を周囲に隠したがった。友人や家族に紹介してもらえず、

彼は元家族のために働き、お金を稼ぎ、注いだ。

元家族のコミュニティから意志を持って抜け出さず、そばを離れたがらなかった。

私は、お互いのパートナーになると誓って付き合ったつもりでいたけれど、

彼にとって1番は元家族。それは揺るぎなく、

その時点で私に居場所はなかった。

今思い出しても悲しいけれど、

私が求めていたパートナーというものとは全く違うものだった。

私にとって、とても、とても、辛いお付き合いとなった。

彼も、家族を失って悲しくて寂しかったのだろうと思う。

本当は離婚したくなくて、元奥さんをとても愛していたのだろうと思う。

彼には、新しいパートナーを持つ準備がまだできていなかったとも思う。

寂しさに負けて、私と付き合って、でも私を愛せず、

元家族しか愛せないって気づいたと思う。

私は、彼との未来を夢見てしまった。

同時に、自分を見てくれない彼にいつも傷ついていた。

彼の元家族に対する愛情が好きだった。

男として守り抜くって決めてる姿が好きだった。

でも、私は私を愛して欲しかった。私のために生きて欲しかった。ありもしないことを望んでしまった。

だから、彼は彼のままでいい。そのまま元家族を愛し続けてほしいと思ってる。

不倫とは違うけれど、不倫みたいな恋。

大切な家族がいる人を好きになってしまい、自分のものにしたいと思ってしまった。

それは大きな矛盾。

気づいた時点ですぐ別れる勇気がなかった自分が情けなく思う。

幸せになろうよ。

幸せなるためには、相手を選ばなきゃいけない。選んだつもり。ではいけない。

でもさ、頭で考えて、条件で見て丁度いいからって好きになれない。

あまりに考えなさすぎたら、

二股恋愛だったり、本当の不倫だったり、

欲望に任せて、自分本位な恋愛になってしまうからそれもまた、愛とは違う、と私は思うけれど。

私には何が足りなかったのかな、と考えるまくる日々です。

寂しさを埋めるために恋愛すると、結果、相手を最終的に傷つけることになる。

数ヶ月、年単位で相手の時間を奪ってしまう。

本当にフラットな状態になって初めて、相手に100パーセント、向き合えると思う。

私は、そんな恋愛しかしたくない。

だから相手にもそうあってほしい。

ありのままを受け止めて愛する

相手をコントロールすることはできない。

自分の気持ちと相手の気持ちをどちらも大切にできて、お互いを尊重できる関係が理想。

知ってる。

私は、元家族を愛1番に愛する彼をそのまま愛せばよかったのか?

私のことは二の次でいいって思えたら幸せだったのか?

それが愛なのか?

彼は、お互いが理解し合うのが理想って言った。

それって都合よくないか?

愛があるの?

私は、やっぱりわがままなのかもしれなくて、

自分を本当に大切にしてくれる人としか、上手くやれる自信がない。

それもこれも、ぜーんぶ、父のせいだ(笑)

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この記事を書いた人

ご訪問、ありがとうございます☺︎

私は10代の頃から、
ずっと運命の人がいると思って生きて来ました。

夢叶わず、
結婚→子育て→離婚→恋愛を経て、
たくさん悩みました。

そして、
心理学やスピリチュアルなどをたくさんお勉強し、
私の本当の望みが、無償の愛を経験することであると気がつきました。

どんな時も愛でいることを目標に、
日々の気づきや、
高い視点で物事を見るコツ、
インナーチャイルドの癒しなど、
心のハッピーについて書いています。

同じような悩みや思いを持っている方に届きますように愛を込めて。

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