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男性心理から、元夫の気持ちを考察してみる。
男性心理を学ぶことで、男女の愛情表現の違いを理解したら、
/自分はもしかしたら、ずっと愛されてきたのかもしれないと、思った。
結婚生活、最後の2年間。
転職した元夫は、家に帰らなくなった。
平日も休日も仕事。落ち着くまで休みはないと最初に聞かされていた。
当時、子供は、6歳と3歳。
家事と育児を全て任されていた私は、元夫は家族よりも仕事が大切なんだ、と思っていた。
私がどんな大変な生活をしているか、想像がついているんだろうか、とか、私は愛されていないんだとか、
心が寂しい毎日を送っていた。
喧嘩はし尽くして、家庭は彼にとっての癒しの場所ではなくなっていたし、尚更彼の帰りは遅くなる。
今振り返ると、彼の方が絶対大変だった。
休みなく、朝から深夜まで働いて、上手くいくかどうかわからない挑戦に一人で挑んでいる。
私は育児が大変だとは言っても、家の中で守られ、可愛い子供と過ごせる毎日だった。
彼はどんな孤独の中で、戦ってたのだろう。
それは家族のために。
そんな当たり前のことも理解できず、私は、彼にとって敵でしかなかった。
彼の気持ちを、私のメガネでしか見ず、理解をしようとしていなかった。
そんな辛い中、お仕事を頑張ってくれて、
こんな理解のない私に最後まで離婚を言わなかったのは、愛情だったと今は思う。
私から、離婚を言われてホッとしたのは、彼だったんじゃないだろうか。
表面的には、傷つくことをたくさん言われたけれど、
行動では、最後まで私を守ってくれたんじゃないかな。
養育費も8年間、ちゃんとくれてありがとう。
父親として子供としっかり関わってくれていることも、行動で示してくれている子供たちへの愛だ。
私は愛されていた。
男性は、仕事にベクトルが向きすぎて、頑張り過ぎると、家族がないがしろになってしまうことがあります。
そのことだけを見ていたら、家族を大切にしていないダメな夫に見えるけど、
でもそれって、妻であった私が、感謝して労わることであっても、責めることではない。
犯した罪に気付かず、何年も過ごしてきて、
こういった私の思いやりのなさが、未だに付き合う男性を苦しめている。
それは、私の受けるべき罰だと思う。
もし元夫に、あの時の気持ちを、聴くことができたなら、なんて言っただだろう。
「俺も必死だったんだよ。家族を路頭に迷わせないように。自分の休みが無くても、眠る時間が無くても、君に理解されずに喧嘩をしても、それでも仕事を頑張りたかったんだよ。君たちを愛していたから。」
きっとそう言うんだと思います。
本当に、ありがとう。
本当に、ごめんなさい。
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